- 2026年6月14日
第125回日本皮膚科学会総会
第125回日本皮膚科学会総会に参加しました。
数多くの興味深い講演がありましたが、特に印象に残ったのは、明治薬科大学微生物学研究室の 杉田隆 先生によるアトピー性皮膚炎と皮膚マイクロバイオームに関する講演です。
近年、アトピー性皮膚炎の病態形成において皮膚マイクロバイオームの重要性が注目されていますが、今回の講演では、特にマラセチアの持つ「二面性」について興味深いデータが紹介されました。マラセチアは皮膚常在真菌として正常な皮膚環境の維持に関与する一方で、条件によっては炎症の増悪に関与する可能性も示されており、今後の日常診療においても意識していきたいと感じました。
また、アトピー性皮膚炎に対するバイオ製剤治療によって皮膚マイクロバイオームが正常化することも示されていました。これまでバイオ製剤の効果は皮疹や痒みの改善を中心に評価していましたが、今後は皮膚環境の改善という視点からも治療効果を捉えていきたいと思います。
アトピー性皮膚炎の病態理解は年々深化しており、炎症だけでなく皮膚バリア機能やマイクロバイオームを含めた包括的な視点で患者さんを診ることの重要性を改めて実感した講演でした。
数多くの興味深い講演がありましたが、特に印象に残ったのは、明治薬科大学微生物学研究室の 杉田隆 先生によるアトピー性皮膚炎と皮膚マイクロバイオームに関する講演です。
近年、アトピー性皮膚炎の病態形成において皮膚マイクロバイオームの重要性が注目されていますが、今回の講演では、特にマラセチアの持つ「二面性」について興味深いデータが紹介されました。マラセチアは皮膚常在真菌として正常な皮膚環境の維持に関与する一方で、条件によっては炎症の増悪に関与する可能性も示されており、今後の日常診療においても意識していきたいと感じました。
また、アトピー性皮膚炎に対するバイオ製剤治療によって皮膚マイクロバイオームが正常化することも示されていました。これまでバイオ製剤の効果は皮疹や痒みの改善を中心に評価していましたが、今後は皮膚環境の改善という視点からも治療効果を捉えていきたいと思います。
アトピー性皮膚炎の病態理解は年々深化しており、炎症だけでなく皮膚バリア機能やマイクロバイオームを含めた包括的な視点で患者さんを診ることの重要性を改めて実感した講演でした。