抜け毛・薄毛治療(AGA治療)とは

抜け毛・薄毛治療(AGA治療)のイメージ写真

抜け毛や薄毛は、「年齢のせい」「体質だから仕方ない」と我慢されている方も少なくありません。
しかし原因を見極め、適切な治療を早めに始めることで、進行を抑えたり、見た目の印象を整えたりできる場合があります。

当院では AGA(男性型脱毛症)を中心とした抜け毛・薄毛治療を行っています。
人には相談しづらいお悩みだからこそ、丁寧にお話を伺い、症状とご希望に合わせた治療をご提案します。
「最近抜け毛が増えた」「生え際や頭頂部が気になる」など、気になる変化があればお気軽にご相談ください。

AGAについて

AGAは、主に男性ホルモンの働きと遺伝的な体質が関与して起こる進行性の脱毛症です。
ポイントとなるのは、男性ホルモンの一つであるテストステロンが、体内の酵素「5α還元酵素」によって ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることです。
DHTは毛根(毛包)にある受容体に結びつき、髪の成長期を短くしてしまいます。
その結果、髪が十分に太く長く成長する前に抜けてしまい、細く短い毛(軟毛)が増えて、全体として薄毛が進行していきます。

症状の特徴

AGAはゆっくり進行することが多く、典型的には「生え際が後退するタイプ(M字)」や「頭頂部が薄くなるタイプ」、あるいはその両方が同時に進むタイプがみられます。
初期には「抜け毛が増えた」というより、髪のハリ・コシが減り、セットが決まりにくくなったり、地肌が透けて見える範囲が広がったりする形で気づくこともあります。

AGAは進行性であるため、何もしないと徐々に薄毛が目立ちやすくなる傾向があります。
一方で、原因となるDHTの働きを抑える治療を早めに始めることで、脱毛の進行を抑え、現状を保ちやすくなります。
「まだ大丈夫」と感じる段階ほど、治療の効果を実感しやすいこともあります。

AGAの治療

当院では、AGAに対して 「フィナステリド」と「デュタステリド」による薬物治療(内服)を行っています。
AGA治療は、一定期間続けることで効果を判定し、状態に合わせて治療内容を調整していくことが大切です。
一般的に、効果の評価には数か月単位の継続が必要となります。

フィナステリド

フィナステリドは、5α還元酵素(主にⅡ型)の働きを抑え、テストステロンからDHTが作られる量を減らします。
これにより毛包へのDHTの影響が弱まり、髪の成長期が保たれやすくなり、抜け毛の進行を抑える効果が期待できます。

服用法

通常、1日1回の内服で治療を行います。
飲み忘れが続くと効果が安定しにくいため、毎日継続することが大切です。

治療期間

一般的には、早くても数か月、十分な評価には6か月程度を目安に継続し、変化を確認します。
効果が得られている場合は、維持のために継続が必要です。中止すると再び進行しやすくなります。

副作用

頻度は高くありませんが、性欲の低下、勃起機能の低下、射精量の減少などの性機能に関する症状、気分の落ち込み、乳房の張り・痛みなどが報告されています。
気になる症状があれば早めにご相談ください。

ご注意

女性、特に妊娠中・妊娠の可能性がある方は服用できません。
また、薬剤に対する過敏症がある場合は使用できません。
薬剤の取り扱い(割れた錠剤に触れないなど)についても、必要に応じてご案内します。

デュタステリド

デュタステリドも5α還元酵素を抑える薬ですが、フィナステリドより広い範囲(Ⅰ型・Ⅱ型)を阻害し、DHTの産生をより強く抑えることが期待されます。
そのため、症状や反応に応じて治療選択肢となります。

服用法

通常、1日1回の内服で治療を行います。継続することで効果が安定しやすくなります。

治療期間

効果判定には数か月以上の継続が必要で、一般的には6か月程度を目安に経過をみます。
改善・維持のためには継続治療が基本となります。

副作用

フィナステリドと同様に、性機能に関する症状、乳房の張り・痛み、気分の変化などが報告されています。
体質や体調により出方は異なるため、無理なく続けられるよう経過を確認します。

ご注意

女性、特に妊娠中・妊娠の可能性がある方は服用できません。
薬剤に対する過敏症がある場合も使用できません。